①元看護士さんへPower Apps教えたら予想を上回りすぎた(画面設計をしてみよう)

こんにちはーあきらです。

Aimerっていいですね。ギター弾きたくなる歌声。

私が歌うとキモイんですけどね。原曲で歌えちゃうんですよすごいでしょ。

 

今回は友人の話から始めます。

 

こんな友人がいます

そうなんです。ビックリですよね。

私にも「友人」ってのがいるんです、なめてんじゃねーぞ。

 

なかなか稀有な人生を歩んでいる、、、というかこの2-3年で稀有な人生になっちゃった!っていう友人がいます。

 

バドミントンサークルで出会う

はい、実はワタシバドミントンプレーヤーでもあります。

もう20年くらいやってんですかね。

社会人になってからバドミントンサークルに入りました。

そこでmikiさんという看護士さんに出会いました。

 

バドサークルの人と付き合い始める

いやー、なんか知らんけど付き合い始めましたねー

この世の「サークルに参加している人」の殆どは出会いを求めていると言っても過言ではな…過言ですね。

だって俺は真面目にバドミントンしてたから!!(大声)

いや、幸せそうで何よりです。

 

コロナが襲ってくる

さっきも言いましたけど、看護士さんなんですよね。

そりゃ会えんくなりますわ。

看護士さんなので、対応に追われ忙しくなり、かつ交友関係の制限もあったそうです。

付き合ったばかりなのですぐに会えなくなっちまったそうです。

 

そして半年後

コロナの対応が落ち着いて、やっと会える!ってなってあったそうです。

彼氏が、やってきた、絶妙な顔で…

 

究極の選択を持って…

 

究極の選択=「一緒にタイに行くか、別れるか、選んでほしい」

 

いやいや何言ってんねん、ここは久しぶりに会って幸せを噛みしめながら、二人きりの時間を酸いも甘いも絶妙にmixした、特別な夜を過ごしながら「ずっと…一緒にいようね…」って、甘噛みしながら頬を赤らめてプロポーズを言うものじゃないのか!!!

経験ないから知らんけど!

 

彼氏のほうも色々あり、このコロナ禍で、上司からタイ駐在を告げられたそうです。

そりゃあこんな言い方になりますわ。人生の岐路に立たせるわけですから。

よく言った!俺経験ないからわかんないけど!

 

それを一日じっくり悩んでついていくと決めたmikiさん。

素晴らしいですね。彼女なりの決断だったようです。

 

まともに日本で過ごせるのは1年だけ!

決めたら決めたで、「日本にいられる時間は…!?」となってしまい、

結婚式はどうするか、前撮りだの役所手続きだの両親挨拶だの…

すごい忙しかったようです。

まさに激動の一年。

そんな中私が勝手に「結婚祝いしたいから飯食おうぜ!!!!」って言っちゃってゴメンナサイ。

極上の焼肉をプレゼントしたぜ、空気読まないねぇ。

貴重な時間をありがとね。

 

なんやかんやあって

タイに出国して半年がたちました。

タイに行く前にお願いをされました。

「私はタイで仕事をするわけじゃないから、PCを学びたい!!!」

聞きました皆さん!?

「暇だから勉強したい!」

まるでこのブログを書いている私のセリフのようです。

こんな方にはぜひ力になりたいものです。

飛行機に乗るmikiさんの荷物の中には、Office365をインストールしたPCがっ…

そしてタイに付き、Teamsで私との会話ができ感動しておりました。

 

「少しずつITの知識を付けていきましょう。5年後にはアプリやフローを自分で作れる看護士さんになります!」

という言葉で始まりました。

なんでそんなこと言うかというと。

「ITできる看護士さんってカッコイイじゃん?」って思ったからです。

夫婦での二人三脚になんか知らんけど、私が並走する形になりましたw

なぜ5年後かというと、5年の駐在が義務付けられているからですね。

厳しいですね。

日本との交流も継続してほしい、という気持ちから並走を始めました。

 

Excelを学ぶ

はい、ここからでした。

Excelの関数すらまともに触ったことがない技術職の女の子。

当たり前のようにPCを触ることすら慣れていません。

最初は資格試験にでるようなお話から始めていき、徐々に課題を出していきました。

どのレベルかというと、Sum関数で感動していたレベル。

If関数のところでは「PCってすごいんですね!」とおっしゃっていました。

ちなみに最初の3か月でExcelで計算や資料を作成するレベルはとうに超えていました。

 

こちらからすると「すげぇのはPCじゃなくてmikiさんです」と言葉に出してしまう…

暇だから、の一言で突き進むのは難しいと思うんだけどな。

ちなみに彼女は同時進行でタイ語も英語も学んでいるようです。

負けてられないですね。

 

PowerPointを学ぶ

Power PointではなくてPowerPointですよ。

間違えちゃダメな奴。

 

次に資料作成を学んでもらいました。

だってExcelだと課題出しずらいんだもん!

 

PowerPointを学ぶときに課題となったのは、「伝える」ということですね。

今更コミュニケーションの基礎である「伝える」を考えるのは何故かというと、

これが意外とできてない人が多いからです。

 

情シスと呼ばれる職種が私の本業なのですが、

「急にPCが壊れたんだけど!!!」って問い合わせる人が結構います。

Power Platformのユーザーコミュニティでも同じで、

「これどうやったらいいですか?」って聞いちゃう人多いです。

何が問題かというと、

  • 「調べる」という工程を丸投げしてしまっている点
  • 自分がどこまで状況を理解しているのかを前提とした質問になっていない点

私はこの辺が問題だと思います。

回答者はエスパーではないし、初挑戦の補助をする先生でもないので、

このあたりで「相手の気持ちになって伝える」という伝え方を心掛ける意味で、ここに主軸を置きました。

 

言うてしまえば「ブレインストーミング」をパワポの講義で一緒にやっちゃったわけです。

先ずは自分の生い立ちや成り立ちを資料で説明できるようになろう!ということです。

 

最初はすごい苦戦

丸投げしてみた。

そう、丸投げ!

失敗してみよう!ってことですね。

でも凄い素敵なストーリーを引っ提げて持ってきてくれて、成長の片りんが見られる資料でした。

10枚くらいで綺麗にまとめてもらいました。

 

イベントでの登壇

舞台を用意して、それに向かって練習してみよう!というハードルを設けました。

100の練習より1の本番!

という考え方で登壇を誘うとそれに向かって努力してくれました。

そして…

workwithsmile.connpass.com

 

こちらで登壇をしていただきました。

素晴らしい成果です。

「初登壇とは思えない!」

「資料が綺麗すぎる!」

「わかりやすい!」

「あきらさんismに毒されている!!!」

などなど様々な意見をいただきました。

私の情報を除くと100点満点でした。

 

私もついでに登壇させていただきましたが

最後に書きましたね

「後輩の成長にぶん殴られるのは気持ちいい」

私もそんな年齢になってしまいました。

これを拗らせると「若いもんには負けん!ジジイ」になっていくんですね、わかります。

 

ここまで約半年。

いや成長早すぎて笑える。

 

Power Appsを教える

さぁ来ました。私の主戦場Power Platform

 

画面設計

はい、たぶん界隈の人から怒られちゃいますね。

「順番がちがう!」と。

まぁそうです、わかってます。

画面設計からやらせるって通常わけわからんと思うんですが、ワタシとしてはアイデアをイメージするには「お絵描き」が一番だと思ったわけですね。

業務シーンを想像してフローチャートを作るのも、要件を定義していくのも、とりあえずハードル高いと思ったわけです。

とりあえず何を作りたいか、という目線で進めることにしました。

だってITすら知らなかった人に挑戦させるって難しいもん!

 

予想を超えた画面設計

結果から行くと「俺いらんくね?」って思っちゃった!

え?何?どっかでデザイナーやってた?ってレベル。

自頭がいいんかなーと思います。

一部だけ載せておきます。

 

f:id:hanakuso365:20220306174815p:plain

画像

f:id:hanakuso365:20220306174848p:plain

 

(コンサルしてる会社の社員より作れてない?大丈夫?)

しかもこれパワポで20ページつくってきてんの。

それも一週間で…

もちろん機能的に無理な注文も入ってますし、動的なイメージが付いていない箇所もあるし、レベルが異常に高い要件も入っているけども、

何よりも「理想を具現化する力」がすごい。

 

割とモノづくりに関わっていないと、具現化や具象化って難しいと思うんです。

何より「世界初」を作るっていう覚悟やプライドってのは一朝一夕で身に付くものではない。

それを一週間でこなしてきちゃったことに喝采ですわ。

すげええええええ。

 

これをもとにしたアプリ作成

ツッコもうと思ってまってたら、すんげえ画面設計来ちゃったんで、もう作ってみようか、と現在進行形でlectureをしております。

先ずはカレンダー作らなきゃいけないので、カレンダーのイメージをしてもらっております。

いつも当たり前のように使っているカレンダーのビューってじつは難しいんですよね。

「月よって1日の位置が変わる」

「月によって終わりの日にちが変わる」

などなど考えなきゃいけない要件が多いのです。

 

まずはテーブルの学習から始めました。

今は、[{id:1,Name:りんご},{id:2,Name:バナナ},{id:3,Name:もも},{id:4,Name:オレンジ}]

というレベルから頑張ってもらっています。

 

今後の成長を証跡として載せておきます。

読者の方も応援してあげてください。

 

みきさんの資料はコチラ。

speakerdeck.com

 

またタイミング見て後日談を綴ろうと思います。

JPAUGの登壇も勧めてみようかなぁ(*´ω`*)