問合せフォームをFormsで作って自動返信をPower Automateで作成した

あきらです。

今更!な内容ですが、最近作ってなかったので、復習がてらサクッと作ってみました。

 

Microsoft Formsは素晴らしい機能なのですが、

「回答者が回答した内容を確認できない」

というのがあるので、自動返信をPower Automateで作成してみました。

 

Forms設計(30分)

ノリで作ろう!だとアカン。

何事も計画大事ですわ。

ってことでフローを考えるところから始めましょう。

Formのフローはこんな感じ。

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Power Automate設計(10分)

こちらの概要はこんなんかなーと妄想

Formsの回答で口数を取得したら、法人価格と個人価格で書け算して、

分岐先で処理して、それぞれのフォーマットで返信

ついでに理事全員に返信&賛助会員リスト作成

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Form作成(15分)

TOPフォーム(Section1)

  • 企業or個人?(選択肢)

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※分岐条件

企業の場合→Section2へ

個人の場合→Section3へ

 

企業様フォーム(Section2)

  • 会社名(テキスト)
  • 担当氏名(テキスト)
  • ふりがな(テキスト)
  • 会社住所(テキスト)
  • 会社電話(テキスト)
  • 会社メアド(テキスト)

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Section4へ移動

 

個人向けフォーム(Section3)

  • 氏名(テキスト)
  • ふりがな(テキスト)
  • 住所(テキスト)
  • 電話番号(テキスト)
  • メアド(テキスト)
  • 開業時期(テキスト)

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Section4へ移動

 

規約同意フォーム(Section4)

  • 口数(テキスト※数値制限)
  • 支払方法(選択肢)
  • 領収書必要/不要(選択肢)
  • 規約同意(選択肢※同意の1つだけ)
  • 以上でいいですか?確認(選択肢※OKの1つだけ)

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お礼メッセージ画面

回答が送信されました。記述していただいたメールアドレスに内容を送信しましたのでご確認ください。と記述

 

分岐設定は各セクションの右上の三点リーダーから「分岐を追加する」という項目を選べば可能です。

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すると各セクションの一番下に「このセクションの入力が終わったらどこに飛ばすか」を設定できます。

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Power Automate作成(30分)

作成したフローはこちら

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特にメンドクサイことはないですね。

あえて言うなら個人法人で入力項目が変わってくるので、その対応がメンドイ。

 

Formsから回答を取得(トリガー)

Formsトリガー置いて、フォームIDを入力します。

「カスタム値の入力」を選択するとフォームID直打ちできますので、

フォームURLの末尾に付いている#FormId=・・・・・・の・・・の部分をコピペします。

「変数の初期化」を使用して価格を計算する変数を用意して、

Formsの詳細を取得するアクションを置いてあげれば詳細がテーブルで取得できます。

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取得した回答からSection1の個人or法人?の回答を取得し、条件分岐します。

 

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「はいの場合」boxの中に、「変数の設定」を作成

以下のように設定。

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続いてOutlookコネクタ「メールの送信 (V2)」を作成

宛先をFormsで記入した「メールアドレス」記述欄を割り当て

本文も動的な部分はフォームの回答や先ほど作成した変数を使用して、メール本文を記述。

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詳細オプションを表示して、送信者などを設定。

(BCCで内容確認したい社員などを指定)

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SPOにリスト作成して顧客リストのように使用する。

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これでアプリなどをあとから作った時に「顧客情報」みたいな形で呼び出せますね。

 

最後に

次は今回作成したSPOリストを使ってPower Appsで入金管理でも作ろうと思います。